甲州峠巡り・大弛〜太良
2006,8,19 (土) 晴

元々、7月に車道最高地点である『大弛峠・おおだるみとうげ』へ赴く予定であった。

が、

2006年6月30日、当サイトでのメイン探索車がエンジンブローの為廃車になった。
なけなしの金を払って3号機を購入し、失われた一ヶ月を取り戻すべく信州へ打って出た。
オフ前日の18日、まずはトシピロ氏と合流する為に長野県・諏訪インターを目指す。
今回の大弛峠ともう一つの目的地・右左峠の案内役を買ってでてくれたのだ。

18日の晩からトシピロ氏のアジトに県道会管理人氏と共に宿泊。
県道会が復活できない意外な理由なんかを聞けたりと熱い夜になった。
やはりこの人は凄い。孤高の人だと改めて感じた。

熱い夜なのは会話だけで、布団に入ると寒い寒い・・・
なんせちょっと高い所なので毛布が無いと眠れなかった。


19日。アジトは標高が高い為、天気のわりに涼しい。
高原の景色を横目に道の駅・こぶちざわへ向かう。
こおいち氏と合流する為だ。

本来ならばこぶちざわでもう一人の参加者であるひろ氏とも合流するはずであったが、
中央道の渋滞にハマり間に合わないとの事。

前半戦はこの4人で大弛峠を目指す。

国道141号線を北上していくと踏切があった。
なにやら人が多く何事かと思ったら、JRの最高地点だという。

車を止め少し踏切付近をウロウロしていたら遮断機が下り始めた。
トシピロ氏が走る。

私もなんとか電車を写真に収める事ができた。

動くJR小海線(撮影地は別の場所)

その後昼食を買い込み、怪しげなドリンク(商品名:レッドブル)を飲んだりしていよいよ川上牧丘林道へ進む

天候には恵まれ絶好のドライブ日和

当方のレガシィにとっては初めてのダートとなる
この日の2ヶ月前にこおいち氏は一足早く大弛峠を訪問していて、
『普通車はやめておいたほうが・・・』と呟く。

天気とは裏腹に不安がよぎる

画面中央、稜線の落ち込んでいる所が大弛峠だ

・・・もうここまで来たら行くしかないぜ!

ちなみにこれは自宅で高度を計測した画像である。
高度2000m超なんて富士山の新五合目PAしか行った事がない。

看板が現れるといよいよダートだ

この時まで結構呑気に構えていた。
登山する人もたくさん来るだろうし、そんなにヒドイ道ではないだろう・・・と。

その淡い期待は即座に打ち砕かれた。来た事を後悔するほどにガレガレなのだ。

道中の写真はこの一枚だけである。
理由として『撮るほどでもない』『撮る余裕が無い』があるのだが、ここでは後者のほうだ。

同じサイズのタイヤを履くトシピロ氏のレガシィはグイグイ登っていくし、
ルームミラーを見ると県道会氏のデミオがピッタリ付いてくる。

なんでよ!?こんなガレガレのダート怖くないの!?

私は揺れのひどさに怖じ気ついてしまい、1速でのろのろと走ってたので仕方あるまい。
ま、パンクや車体の損傷等は無かったのでヨシといておこう。

ダート区間は約9kmあるという。

私はトリップメーターを睨みつつ、まだかまだかと脂汗を掻きながら必死で運転した。

画像右上、ガレキの上に立つ人物はこおいち氏である。

上の写真の場所から、つい1時間前にいた地点が見えた。

峠に近づくと大量の車が止まっていた。
おそらくほとんどが山梨側の舗装路を登ってきたのだろう。

それが正解です!

峠には結構な数の車がいたが、なんとか一番いい所に止める事ができた。

滞在時間は10分程度だろうか。時間の都合上、長居はできない。
麓の道の駅にはひろ氏が待っているのだ。

山梨側は若干見通しの悪い箇所があるものの、完全舗装でありフツーの人はこっちから登ってくる。

駆け足的ではあったが、こうして最初の目的地である大弛峠に轍を刻む事ができた。

G-shockの高度計はご覧のとおり

今後、これ以上の数値になるような所へは行く事は無いだろう。

道の駅・まきおか

ひろ氏と合流。夜勤明けにも係わらず駆けつけてくれた。
ここからひろ氏を先頭に山梨r31・甲府山梨腺へ向かった。

太良峠・標高1120m

甲府盆地を北から見渡せる。夜景はさぞかし素晴らしいのだろう。

この道、登りも下りも勾配はきつい。

コンクリ舗装のヒビに草が生えており、路面に奇妙な模様を描いていた。

この後、甲府市内を縦断し中央道高架をくぐるといよいよ次の目的地である。
いざ、右左峠へ


後半戦へ


inserted by FC2 system