甲州峠巡り・右左口峠
2006,8,19 (土) 晴

ダート2発目は山梨県道113号甲府精進湖線である。

甲府市内の信号で隊列が少し崩れ、こおいち氏とはぐれてしまう。
やはり、と言うか市街地での集団移動は難しい。

国道358号線を南へ走り、旧上九一色村側から県道へ入った。
しょっちゅう通行止になるらしいのだがこの日は大丈夫そうだ。


元は国道であったそうで、いかにも旧道らしい分岐を見せている。

向こう側から来ると一発で曲がれない。
幸い対向車等なかったので、大回りで事なきを得た。

こおいち氏待ち

私は写真を撮りながらの走行となるので、ここで最後尾へと隊列を代わってもらう。

なぜかベンチ

涼しい時間帯になるとここに地元の老人達が集るのだろう。
ただ、目の前は国道を見下ろす崖であり立ち上がった時にバランスを崩すと・・・

しばらく進むと道が荒れ始める。

・・・いよいよか?

分岐から約1.6km。お目当てのダートだ。

フラットで走りやすい。川上牧丘林道と比べれば雲泥の差だ。

舗装が復活し、意外と楽に走破できるんじゃないかと思い始めていた時・・・

石畳のような路面が現れ焦る。路上河川の類であろうか。

トシピロ氏のレガシィがすでに突破しているので問題はないのだろうが・・・

床下にはあまり余裕は無い。

国道分岐から4.5km。右左口峠到着。

言うのは簡単だがキーボードでは『みぎひだりくちとうげ』といちいち打ち込まねばならず少々面倒だ。

モノトーンみたいにしようという事で、私は真ん中に入った。
まさかダートの峠で縦列駐車をさせられるとは思わなかった。

改めて言おう。『バックは苦手である』と。

山に囲まれた甲府の特産物が『煮鮑』というのもこの道の存在が大きいそうな。

峠から500mほど進むと道が路面が荒れてくる。

途中の工事現場

排水用の溝を掘っていたが、それほど長くは持たないだろう。

峠から北側は展望が開け、甲府市内を一望できる。

もしこちらに来る機会があるなら次は夜間に訪れてみたいものだ。

以後、ボロボロの舗装とダートが交互に現れる。

通行止になる原因は峠から北側の道路状態にあるようだ。

初訪問で走破できるなんて結構ツイていた。

しかし、案内役のひろ氏は『本当はもっと荒れている』と言う。
でも荒れすぎると通行止になるので、今回はこれでヨシとしよう。

ツーリングマップルに書いてある『悪路通行困難』というのは、『時期による』と考えていいだろう。

分岐から9.5km。途中、一瞬だけ国道358と並走する。

現在はガードレールが設置されてはいるが、昔はここから行き来できたらしい。

国道の下をくぐると、センターラインが現れ高規格な道になる。

太陽は入道雲の向こうへ落ちたようだ。

竹やぶにひっそりと立つ記念碑。

裏側にも何か文字が書いてあるそうなのだが、蚊が多く見るのは諦めた。

この後、全員でフロへ行き解散となった。
私は翌日が仕事の為現地での食事は断念し、トシピロ氏と中央道へ。
諏訪SAで諏訪湖湖畔の夜景を見ながら二人で遅い晩飯を食べる。

恵那トンネルの直線で眠気が来るのを恐れていたが、眠気防止ドリンクが効いたのか事なきを得た。
もっとも恵那トンネル手前で休憩しようと思っていたが、
神坂PAの位置を間違えていてトンネルに突入したというのは内緒にしておいてほしい。

長距離運転にもかかわらず名神・養老SAで少し一服しただけで、午前1時過ぎに帰宅できた。

今回の大弛峠〜みぎひだりくち峠のプランは私が言い出したのだが、
その要望を全てかなえてくれたトシピロ氏、ひろ氏には改めて感謝感謝である。
また関東方面に足を延ばした時にはヨロシクお願いします。

この次の週・・・

中央道・岡谷Jctで分かれたはずのトシピロ氏を助手席に乗せて不可解なドライブを敢行するのだが・・・

詳しくはToshipiro HomePageで見るべし


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