広島県道80号 東広島向原線 (2) |
走行日 2007.9.11 |
粒は小さめで結構踏み固められている。まさに砂利道といった感じだ。
轍は少し掘れているが、それほど深いものは無く腹を擦るといった事は無かった。
ごく最近に整備の手が入ったのかもしれない。
約8.9km地点。路肩の応急処置。
かなりの土砂が崩れていたがまだ道幅に余裕はあった。
でもそんなに長く持たないだろう・・・
主要地方道らしからぬ一枚
広島2ケタ県道唯一の車両通行不能区間から見る景色は感慨深いものがある。
でも見とれていると落ちて死ぬ
約10km走ると切り通しが現れた。
おそらくここが峠だと思われる。名は何というのだろうか。
地名や道の由来などを記したの看板の類は何一つ無い。
ススキが軽く車体に触れていくだけであった。
なんとなく秋吉台っぽい景色が現われた。
辺りは一面ススキが生い茂り風に揺られていた。
ちょっと散策してみたかったが女郎蜘蛛だらけで諦めた。
こんな感じで軽く触れていきます。
県道はこのあたりから下りに転じる。
路面の状態に変化は無く極めてフラットだ。
その後1kmも経たずに舗装が復活する。
約11.9km。クロボヤ峡への道との分岐。
普通車クラスでの通行不能区間走破完了!
ここで東広島側の規制看板がでてくる。
向原側との文言の違いにお気づきであろうか。
こちらから来ると『不能』ではなく『困難』なのだ。
つまりこの看板が言わんとしていることは・・・
恐れる事はない。そう、困難とは打ち破る為にあるのだ!
でも昔はそうでもなかったみたい(汗)
さらに500m走るとようやく狭路区間は終了となる。
牧場脇を抜けて1kmほどでr33に合流する。
◆
さて快走路と山岳ダートを併せ持つr80はいかがであっただろうか。
この日だけの感想を言えば『怖い』という思いはしなかったなぁ。
ダート区間は路面も穏やかで走りやすく、よほどのシャコタン車でない限りで腹を擦る事は無い。
広島だけに仁義なき戦いを強いられると予想していたのだが、良い意味で裏切られた。
ここまで書かなかったが、道中に待避所はほとんど無い。
幸い他の車両とは出会わなかったが、対向車と遭遇した場合は3ケタメートルの後退を覚悟するように。