山口県道136号 上久原藤生停車場線
走行日 2014.4.11

新幹線、山陽自動車道、国道2号線が束となっている岩国市周辺。
そんな山陽のメインルートからほんの少し外れた所にこの県道はある。

離合困難な区間が長くて対向車との遭遇は非常に厄介。
そしてカーナビを頼りに走っていると一か所、わずか300m程度だけ県道を外れてしまう区間がある。

その区間は多くの地図で県道が大きく迂回するように描かれている。
国土地理院までもが点線表記ながら『県道』と示す道とは一体どんな道なのか。
謎区間を調査するために山陽道・玖珂インターを降りた。

MAP


玖珂インター付近の交通量は多くて起点からの撮影はしていない。
R437分岐からJR岩徳線の踏切を2回渡り山陽道の下からようやく撮影開始

西から東へ走ってみた。距離表示はR437からの計測である

山口県名物の黄色いガードレ−ルを頼りに走るとあまり迷うことは無いだろう。

しばらくは塔ヶ森展望公園を目指すことになる

道中はすでに離合箇所は少ない。展望公園まで一気に登る

分岐から約5.4km

塔ヶ森展望公園入口
県道は手前から右へ。ここで一旦上り勾配は終わる。

下りに転じ、高照寺山グリーンパークへの道との交差点から狭路の始まりである

道路幅はご覧のとおりで、対向車の存在はかなり脅威となる

しばらく無人地帯を走る

巨大な落石がシビアなハンドル捌きを要求してくる

約10.8km地点 高畑バス亭

どんな大きさのバスが走ってくるかは不明だがこんな道では遭遇したくないものだ。
ただ、バス路線と県道の重複区間は僅かなのが幸いか

路線図

現在地を矢印でしめしたが、いかに市街地から離れた所にあるかお分かりいただけるだろうか

r136は高畑バス亭をぐるっと回り込み再び上り勾配に。もう一つ山を越えていく。

分岐から約12km

下りはかなりの急勾配でキットカット状のコンクリ舗装が続く

離合箇所に乏しく、譲るほうも譲られるほうも苦労しそうだ

少しだけ展望が開ける。遠くに岩国空港を見ることができる。

そしてこの下りの区間は謎の結界が張られている

なにか『出る』のだろうか

分岐から約13km

勾配が緩んだあたりで問題の分岐が現れる

これが多くの地図で県道と示されている道だ(振り向いて撮影)

ここから手前側300mが県道表記から外れる区間となる

ただガードレールは黄色いままなのだが・・・

ここに車を置き、徒歩にて奥へ進んでみることにした。

国土地理院の地図では点線区間が存在している。

A地点

普通車以上の進入は非常に厳しい。軽でも油断していると落ちそうだ。
画像右に下っている道、そこも県道なんだけど・・・

B地点

あるお宅の玄関前で道が終わっている
車道はここまで。点線区間はおそらく畦道レベル。

徹底調査のつもりだったが、よそ様の玄関前でウロウロするのに躊躇し引き返す。

車まで戻り少しだけ移動。r136は左奥から右、となっている。

なぜこんな道があるのに県道は大きく迂回しているのだろうか。
現場に残された謎は深まるばかりだ

C地点

川沿い(名称不明)を走る。こちらは普通の生活道路でポツポツと車がやってくる。

すでに他人の視線が痛い。
頑張れ俺!別に悪さしに来たんじゃないんだから!

D地点

水路沿いに上っていくとB地点のお宅に行けるはずなのだ

これは点線で納得。どう見ても畦道。

勇気を出して奥へ進むも、こちらもこの先にあるお宅の玄関前に出そう。

結論として道を造るのに用地確保ができなかった、とみるのが妥当か。

そしてA地点にコイツがある

すでに県道ではないようだ。地図の更新が遅れているだけなのだろう。

この後はやや狭い住宅街を抜け海沿いを走るR188へ合流する

『県道ではなかった』それを確かめる為だけに大阪から370kmも走ってきた。
山口県の道は現場重視。地図に疑問を抱いても黄色いガードレールを信じよう。


おまけ


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