和歌山県道120号 上鞆渕那賀線 |
走行日 2005,3,26 |
和歌山県内で激坂狭路を持つ県道として有名である。
通行困難な区間は短いので、対向車さえなければ一気に走り抜ける事ができる。
ただ、撮影しながらだと坂道でサイドブレーキのみで停めて車を離れるのは緊張を伴う。
メジャー路線であるr120に私も挑んでみた。
和歌山r4高野口野上線との分岐
ここがr120の起点側になる。
そして麻生津(おうづ)峠を経て一気に紀ノ川まで下る。
青看板などは無いが、鋭い諸兄方ならこの標識でピンと来るはずだ。
r4からは見えない所にヘキサがある
この当時(3月末)では何が実るのか分からない木がたくさんある。ミカンかな?
狭く薄暗い道を進む。このあたりはまだ平坦である。
分岐から1kmほどで町境に。
那賀町に入るや否や、世の酷険道好きの人間を魅了した激坂が待っていた。
さあ、ダイブしよう
アクセルはいらない。右足はただブレーキペダルだけを踏んでいればよい。
・・・にしてもこの勾配はスゴイ!いったい何%あるんだろう?
おーい!誰か分度器持ってきてくれ!
見晴らしはいい。おっと!ちょっとでも気を抜くと加速してしまう。
こんな県道でも麓に降りる頃には、麻生津大橋なんてのが紀ノ川に架かっているのだ。
老人には非常に厳しい道路だと思う。
カブとか登ってこれるのだろうか・・・
道中、軽の1BOXとすれ違ったのだが、エンジンはもの凄いうなり声をあげていた。
のんびり登ってくると当方の車でもオーバーヒートとかなるかもしれない。
民家の間を下りてくると視界が広がって激坂狭路区間は終了する。
白線が現れると勾配も緩み、道路の幅もマシになる。
県道はこのまま紀ノ川を渡って国道24号線に接続している。
下りはいつでも止まれるように走らなければならないし、上りは止まらないように走り抜けなければならない。