岡山県道332号 栗原有漢線 (2)
走行日 2006.12.15

三叉路の脇に建っている石柱

古い街道か何かだったのだろうか。

剥がれたのか元々舗装していなかったのか、半分ダート状態。

路肩はアヤシイわ、木は倒れかけてきとるわでこの道路を最も象徴するような一枚

用途不明の八角柱の小屋

内部には錆びた椅子が一つ。休憩すらできない。

展望が利く唯一の場所。

が、

見とれていると落ちて死ぬ

画像ではまだ余裕がありそうだが、運転席からは左前輪がどこを通っているのか分からない。

狭い上に山肌がむき出しなので強い圧迫感を受ける。
とは言っても谷側にも寄れないので前向いて走るのもかなりの緊張を強いられる。

ヒィィィ

こりゃ夜間はムリですな

4連ヘアピンカーブ

全部切り返ししないと曲がれない。
高低差がさほど無いのが救いか。

谷側を見下ろす。道が折り重なっているのがお分かりだろうか。
こういう光景は始めて見た。

落ち葉を巻き上げて走るのはテレビCMを思い起こさせる。

が、ここはこんな大き目の石が潜んでいるのだ。

ここにも走行ラインに支障をきたす石が。

(カーソルを画像に合わせると撤去できます)

道中フォグライトを点灯させているが消し忘れやイキっている訳ではない。
栗原側は山の北側ゆえ薄暗く、冬季のうえ日が傾き始めるとかなり路面が見辛くなる為だ。

視界がパァッと開けると狭路区間は終わりに近い。

栗原側の狭路案内看板

この路線を1往復半、計2時間近くいたが一台も他の車両と出会わなかった。
いや、出会わなくてよかったと思う。

感想としてはよくこれで県道でいられるなと言うところだ。
ほとんど林道や町道クラスである。
裏・道路100選とかあればゼヒとも推薦したい。

私が言うのも何だが、夜間及び車両感覚に自信の無い人は走らないほうが賢明である。

あ!もしこの先県道指定を外される事があれば、ここは『コードネームF332』になるのでそン時はヨロシクぅ!


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