岡山県道332号 栗原有漢線 (1) |
走行日 2006.12.15 |
2004年9月2日、私はここを訪れるも町境(当時)で倒木の為に撤収した。
そして同日。その後に別の道路へ飛び込んでエライ目に合っている。
その道路とは旧岡山県道r378、あの『コードネームG378』である。
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岡山r332は他のサイトでも『上級者用』と位置付けられていて評価は高い。
有漢側の狭さは知っていたが、始めて訪れた栗原側はそれを上回るものだった。
荒廃度も高く、そんじょそこらの県道では太刀打ちできないパフォーマンスを有している。
『インター降りて5分で悪路』
キャッチコピーをつけるならこんな感じになるのであろうか。
暮れも押し迫ったこの日、全線走破を目論み有漢側から突入した。
中国道と山陽道を連絡する岡山道・有漢(うかん)インターを降りてすぐに分岐がある。
交通量は少なく、歩いている人間は私だけだった。
ただ、すぐそこに小学校があるので平日に県外の中年男が一人でウロウロするには少し危険な街だ。
先に書いておくと3.7km先から民家は存在しない。
岡山道高架。デカい。そしてなにより高い!
いよいよ狭路の開始である。
元の道路の1/3位まで絞り込まれる。
遠目には行き止まりに見えてもおかしくない。
突入開始
左のラインの曲線が美しい。秀逸。
もはや常人には理解できないワビ・サビの世界だ。
待ち受けていたのはこんな道だった。
キープレフトとかアウトインアウトなど無用。
以後、こんな感じでずぅーーーーっと続くのだ。
もちろん離合箇所なんてほとんど無い。
寒々とした山中を緩やかに登っていく
これでもまだまだ全線通行可能。
この状態ではあまり長く持たないだろう。
次に通行止になったとしたら、コイツが原因かも。
分岐から約6.8km。市境に到着。
以前はここで倒木があり撤退を余儀なくされた。
現在は市町村合併で有漢町は高梁市に、落合町は真庭市となっている。
これが2年3ヶ月前の状態
切り通しの先で三叉路となっているが左へ行くのがr332である。
息つくヒマなく悪路・狭路が襲い掛かってくる・・・