三重県道677号 加太柘植線
走行日 2003,6,8
走行日 2004,5,14


超精密マップ

『スーパー●ップル関西道路地図には記載されていない県道』
(2003.6.8現在)
それが今回紹介する道路である。

2003年6月の走行から約1年。再びここを訪れた。
私の方は車のホイールが変わり、カメラも130万画素から320万画素へパワーアップした。
対するr677も何やら工事が行われ、パワーアップ(←?)したようだ。

この日の前日、近畿地方は大雨となっていた。
不安と期待を胸に抱きつつ名阪国道を東へ車を走らせた。


関町加太側のr668との分岐地点

r668の方は名阪国道とR163を南北に繋ぐ2車線のワインディングロードである
それゆえそれなりにぶっ飛ばすドライバー・ライダーも多いようだ

当然と言えば当然だが、r677のほうへ曲がる車はいない

分岐してすぐの所にこの路線唯一のヘキサが現れる

路面にはうっすらと砂が・・・

綺麗に舗装された(されてしまった)。

予算の都合だろうか、すべて舗装されていないのが良い。
ちなみに1年前は・・・

こんな状態だった

徐々にではあるが整備されていくのであろうか?
少し残念な気持ちになる

ハハハハハッ!ご心配無く!これしきの舗装、屁でもありませんぞぉ!

次に来る時が楽しみだ。頑張れ雑草!

雑草にエールを送り、先へ進むとせせらぎ(!?)が。

水源はココ

土が流れ出して、年がら年中土砂まみれと思われる
これがジワジワと堆積してワダチ草の地盤が築かれるのだ

堆積する土あれば、削られる土あり

『路肩注意』のポール、根っこが浮いとります
下の沢へ落ちるのも時間の問題のようだ

最大の土砂堆積地点

いつ大規模な土砂崩れが起こっても不思議ではない

杉の中を走る

ここも舗装・ガードレールは新しくキレイだ。・・・今だけは。

せせらぎ・その2

こんな所で降りたりするから、車内フロアマットはドロドロだ・・・

日があまり当たらないのか、加太側は全体的にジメジメとした感じがする

しばらく登ると平坦な所にでる。ここが町境なのだろうか?

ここから下りに転じる

このあたりも真新しい舗装やガードレールだ

そして現れた道路横の『モッコリ』

この路線、狭そうに見えるが意外と離合箇所がある
しかしコイツのおかげで離合不能なポイントがいくつかあった

ここもこんなにキレイになりました

謎のメッセージ『くらぶ』

目を凝らし、何かあるのか見てみたがこれといって何も無かった

『朝古川』を渡る

ここまで降りてくると名阪国道の騒音が聞こえてくる

貯水池を越えると眼前に名阪国道が見える

電柱、微妙に傾いてますな

朝古浄水場の貯水タンク

この建物は名阪国道からでもチラっと見ることができる

このご時世、貯水池や貯水タンク等でウロウロしていると通報されないかと不安になる。・・・考えすぎだろうか。

名阪国道高架

この手前に会社がひとつあるだけで民家は一軒も無い

田んぼが見えてくるとr677の終点は近い

再び朝古川を渡る

R25については今更語る事はないでしょう

R25との合流地点。手前が伊賀IC方面。

ヘキサも案内も何も無いので、普通の人はここを曲がる事はないだろう。
実際、私はこの6kmの区間に1時間半もいたがとうとう通行車両を見なかった。
整備されつつあるが、通行量が増えることも無さそう。
忘れられた県道と言っても言いすぎではないと思う。

この瞬間にも山肌から染み出る水が路面に土を運んでいる。
やがてワダチ草が根を張り、再び本来のr677へと姿を変えるハズだ。


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