三重県道155号 海山尾鷲港線(1)
走行日 2004,3,29

海山(みやま)と聞いてもいまひとつピンとこないかも知れない。
が、その隣の尾鷲と言えば雨で有名である。
年間平均降水量4000mmは鹿児島県・屋久島に次いで国内第二位だとか。

ふーん・・・と言いつつ地図でこの道を探すそこのアナタ!
そんな事をしてもムダである。なぜなら、

地図に載っていないからだッ!

県別マップルにさえ記載されない道路とはいったいいかなるものか?
この未通区間がある県道の両端点に、その謎が隠されているかもしれない。
・・・隠されていないかもしれない



注:三重r155は海山〜尾鷲港を海岸線に沿って通っているのだが・・・マップファンで参考になるかどうか(汗)


Special Thanks

この県道は『三重県道全走破を目論む男』とし様より、当BBSへ紹介して頂いたものです。
情報提供ありがとうございました。


まずは海山町側から。国道42号線との分岐地点。

直近、と言っても伊勢自動車道・勢和多気ICから約60km。・・・遠い。
道の駅『海山』の手前1kmほどの所にr155への分岐がある。

昼間ならヘキサが見えるので問題なさそうだが、夜間なら通り過ぎる事間違いなしだ。

ちなみにこの場所から少し手前に信号があり、そこにr155をしめす板があるのだが 向きがちがっている。

それを信用して曲がったりしてはいけない。
曲がってしまった奴が言うには、途中で道はブッツリと無くなるそうだ。

分岐から程なくすると町道(?)との分岐がでてくる。

コケみまみれたヘキサがあるので間違う事はない

1.5車線の道は緩やかな上り勾配

金網の所で左を見ると・・・

JR紀勢本線の真上

しばらく待ってみたが電車は来なかった

3000m先には何が待っているのだろう?

R42から約1km、ダートになってしまう

写真では分かりにくいが石の粒は結構大きめである。

躊躇したが、あと2kmぐらいなら行ったれ!と意気揚々とダート路へ突入する

200m程進むと、国道157号線の路上河川を彷彿とさせる洗い流しが現れる

しかもいびつな逆アーチを描いており、バンパー下部を擦る可能性が非常に高い
これで闘志は萎えた

しかし、この日の私は少し違っていた。
そして私は少し戻り車を止めエンジンを切った。
よっしゃ!歩くでぇ〜。だって春だからなッ!

これ以降は徒歩である

・・・って舗装復活かよッ!!

ダートは結構荒れていたので、車を置いてきたのは正解だと自分に言い聞かせる。
波の音を聞きながら歩くのもいいかと自分に言い聞かせる。

ほとんど人目につく事はないであろうヘキサシールが現れる

でもなぜ途中だけ整備されているのだろう?
ガードレールもアスファルトも比較的新しかった

海山町側のr155には、こういったものが大小10個程あった。

大雨の後なんかはどうなるのか気になるところだ。

再びダートになる

勾配があまりない為、徒歩でも楽といえば楽だ

わだち草は芝生化していた

ようやく辿り着いた海山町側の行き止まり

道幅はあるので車両はこの地点まで走ってこれる。
ただ、地元の老人の散歩ルートになっているようで注意が必要

その先には何かの案内が

小山県道!?しかも100m!?

小山とは、このあたりの地名が小山浦というらしいのでなんとなく分かるが・・・
向こう100mは県道でないのだろうか?(ちょうど芝生化の写真あたりか)

ここから先へも道は続いているが、車まで帰らねばならないので調査は断念した

熊野灘から昇る朝日が描かれた芸術作品

海山町側はここ『猪ノ鼻岬』まで。
車だと数分で到達できるだろう。

尾鷲側へ向かう為R42を南下する


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