兵庫県道157号佐野仁井岩屋線 (1) |
走行日 2007.2.27 |
兵庫県は大阪の隣なので本来すぐに行くことはできる。
しかしだ、淡路島となるとそうはいかない。
本州と淡路島に横たわる瀬戸内海。そこに架かる明石大橋。
『大阪からこんなに近いのに2300円も取られるのか』
これが長きに渡って淡路島上陸を躊躇い続けた理由である。
今回はさる高貴なお方がこのr157に疑問をお持ちになられた。
ネタも無くヒマを持て余していた私はこれを解決するべく、深夜海を渡った。
しかもリアゲートに自転車を縛り付けて。
一部の地図においては点線区間もあるというr157。
当方が最近買ったマックスマップルでも点線になっている。
何故そんな事になるのだろうか。R28〜r71までの区間をご覧いただこう。
r157は神戸淡路鳴門道・淡路ICを降りた交差点から、淡路島の中心を南へ延びる。
そして一度神戸淡路鳴門道をまたいで再びR28へ合流するルートをとる。
このレポは起点側の佐野から北上する。
R28から降りた地点。写真左側が淡路IC方面。
天気予報によるとこの快晴も昼過ぎまでしかもたないという。
降りてすぐ『幅員狭小』の看板が立っている。
看板に偽りは無く、ウネウネと狭い道を走らされる。
ちなみにこの区間で2度も対向車(工事車両)が現れてバックした。
約3km地点。行先案内はほとんど無い。いや、ここだけしか無かったと思う。
横に工事の看板があり、迂回路だ何だと付近の地図がかいてあった。
7軒中4軒が同じ苗字。工事会社も同じ名前だった。みんな親戚なんだろうなぁ。
道幅は総じて狭く本当にウネウネとしている。
所々補修されているが、台風などによる大雨にはかなり弱そうな感じをうけた。
道もいくつか分岐しているが民家までで行き止まりというのが多い。
4kmを過ぎたあたりに現れる全天候対応型のマネキン。
目の前の小さな畑に目を光らせていた。
でも・・・これは不気味だ。目がイっとる。
※カーソルを画面に合わせるとこっちを見るよ!
民家はポツポツとあるが空き家が目立つ。
エライ所に道ができたのか家を建てたのか。
スタートから約5km。この路線での最も狭い箇所。
ガードレールを設置すると軽自動車でも苦しいであろう。
上の画像の地点を超えるとコンクリ舗装に変わり、上り勾配となる。
路面はボコボコで森林浴とか言ってる余裕はない。この大木も根っこは浮いてるし。
さらに勾配がきつくなり一気に峠へ向かって駆け上がる。
約5.4km地点。大塔峠。
当方の地図ではこの峠から2kmほど点線となっている。
交通量は皆無。土木や電気の工事車両のほうが多いと思う。
それでも峠を越えて移動する事はほとんど無いのではないか。
特にこれといって特筆すべきものは無い静かで小さな峠だった。