岐阜・滋賀県道139号 上石津多賀線(2)
走行日 2003,11,1


これまた分断県道滋賀r17との分岐

案内等は一切無い。

右折し『飛ノ木橋』を渡ると民家はすぐなくなる

ここから『杉坂峠』まで上りが続く

明るいうちに行って帰ってこい、そう言っているようだ

無人地帯を延々と登っていく

ミキサー車と鉢合わせた時は、さすがに絶望感に襲われた
離合箇所は非常に少ない

約4,5km走り杉坂峠(590m)に。ようやく勾配は緩む。

おそらくこのあたりも島津隊は通ったのだろう。
ちなみにこの時、島津義弘は齢60を越えていたとか。タフガイ。

その先も景色・道路の状態に変化はない

廃村・杉

立ち入り禁止です

確かに不便すぎる

次の集落・保月

ここはまだ住んでいる人がいるので廃村ではない。
その住民であろう老人を見る事ができた
カブに乗って走り抜けていった所を見るとまだまだ元気なご様子

人が少ないので観測には適しているのだろうか。
皮肉と言えば皮肉

その先にはこんな看板が

地図ではまだまだ県道なのだが・・・?

ここから明らかに路面の状況が変わる

崩れまくり

一応車が走れる程度には土砂がどけられていた

落石だらけの区間を抜けると三叉路が現れる(分岐から約12,8km)

左は『河内風穴』方面へ出る林道
r17に戻る事はできるが、以前走った時は凄まじい量の落石があった
結局滋賀側はヘキサどころか、『139』の文字さえ見る事はできなかった

三叉路から右折し、すぐの所に『林道・時山多賀線』との分岐がある。
おそらくそこが県道の終点かと思われる。

そこから先は『林道・権現谷線』となり、7km程度の全線コンクリ舗装の道は国道306号へ通ずる。
ちなみに国道から曲ると『一般車通行禁止』とあり、途中には工事の為『通行止』の看板が。

廃村・酷険道好きな人間なら、このr139は全てを満たしてくれるに違いない
ただ、道路は狭く軽自動車との離合でさえ困難を極める
ここを訪れようとするのならば、腹を据えてかからねばならない

よって岐阜側と開通しても、便利になったり地域の活性化に繋がるなることはまず無いであろう
そんな滋賀r139はもうすぐ雪に埋もれてしまう


五僧峠を見に行く


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